• 自分で決定し、推進する能力を磨けば、フリーランスとしてやっていける。


    フリーランスの力とは自分で決定し、推進する能力ですね。

     

    ビジネスの流れと関係性

    ビジネスの流れは、企画、商品開発、経理、財務、購買、広報、販売、顧客対応、品質管理などの行程に分かれているわけですけど、そもそもこの流れが理解できていない人はもう少し俯瞰して自分のやっている仕事がどこのポジションでどういう影響を与えているのかについて考える必要があるでしょう。

     

    企業であればこれを部門ごとに分かれて分担して大きな業績を上げるための協力しているわけですが、フリーランスではこれを1人でやることになります。

    これを1人でやると言ってしまうと大変なことに聞こえますが、規模によってはミニマムに1人でもできます。
    1人の人間が生きていくためのお金を稼ぐくらい、あるいは余裕のある生活をするためのお金を稼ぐくらいは1人の力で十分できるのです。

     

    日本でビジネスを考えると、1番に就職することが頭に浮かんでしまうため、営業の部署になるか、事務の部署になるかと考えがちです。経験を積んでいくとリサーチや商品開発、広報、マネジメントとより多くのことを業務の一環でやるようになりますが、企画から販売、顧客対応まで1人でできるようになるにはかなりの時間がかかります。

     

    まあ、大企業になると失敗がしづらいからというのも大きいのですが、1人でやっていると、PDCAを速く回すことができるので、ビジネスに必要な能力が圧倒的な速度で身につくということになります。

     

    そもそも、現代はITの力で、1人でビジネスしやすい時代なのです。

    企業間のやりとりはすべて手書きの手紙で、社長は秘書を雇って代筆を頼んでいたとか、情報を手に入れるには10時間とか平気で時間のかかる鈍行列車で現地に行って見なければいけないとか、そういう高度経済成長の時代とはちがいます。

    文章はWordで書けば、大勢に同時に届ける文章を作成することができますし、距離が離れている人ともチャットや、テレビ通話でいつでもリアルタイムに連絡を取ることができます。YouTubeは動画で商品の良さを24時間365日発信してくれますし、HPもそうです。

     

    1人でもビジネスができる時代

    例えばミュージシャンだって、作詞作曲演奏をするだけだったのが、音源の録音も自宅でできるし、編集も、データにすることも、CDにすることもそれを販売することもできます。SNSを使ってファンと交流することもできれば、広告費をかけて広く伝えることもできます。

     

    セレクトショップをやりたければ、仕入れもネット注文でできますし、流通はクロネコヤマトがいい仕事をしてくれます。自分のネットショップを立ち上げれば店舗がいらないので資金も少なくてすみます。ウェブマーケティングを学べば売り上げも自分の頑張り次第で変わってきます。

     

    フリーランスのススメ

    このように、企画、商品開発、経理、財務、購買、広報、販売、顧客対応、品質管理などの一連のスキルと知識があれば、企業に所属しなくても1人でビジネスをすることができます。

     

    これからの時代は、終身雇用もなく、大企業ですらも大量にクビを切ったり、なにが起こるか分からない時代ですから、いい企業に勤めていることが安心ではないです。


    自分1人でもやっていける能力を持ちつつ、必要な時や利害が一致した時に企業と仕事をするというフリーランスのスタイルを目指すべきでしょう。

     

    自分で意思決定し、推進する能力を鍛えていきましょう。