自分が信じたおいしい料理をもっと多くの世の中の人に提供し続けるためには
こんにちは、yuuです
私が知人の和食料理屋に行って話をした時、彼は今年で40になるのですが、周りの同級生がここ最近どんどん、病気になったり、亡くなったりしていると嘆いていました。
40歳頃になってくると体にも不調が出てくることはよくあるでしょうし、残念だとしか言いようがないのですが、彼がもっと悲しんでいたのは「友人達の店も後に継がれない」ということでした。
料理人さんは昔気質の方が多く、腕一本、包丁一本で生きていくという生き様をよしとしている方ばかりです。
そういう方に限って、ブランディングができていなくて自分の料理を価値高く提供できていなかったり、マーケティングができずにお客さんが少なくなってしまったり、マネジメントができずに後継者を育てられなかったりするのです。
自分が生きているうちだけお店を営業できれば満足だというならそれでいいですが、自分の子供の代、孫の代まで自分が信じたおいしい料理を提供し続けていくことは、もっと多くの人を幸せにしませんか?
もっと適正な価格で売れて、
もっとたくさんの人に売れて、
もっと多くの後継者を育てることができれば、
自分が信じる料理を、自分がいなくなっても届けることができるのに、と。
彼は一人勝ちではなく、みんなで業界を盛り上げていくんだと考えている人です。
そして彼は続けました「すしざんまいの社長とか、彼は本当に商人だ。まず売れてしまえばそれから好きなことができることをよく分かっている」
「京都の料理人はなんでも売る。出汁から、ふりかけから、お惣菜から、売れるものはなんでも売って、たくさんの人に価値を届けて、お金を稼いで、世の中にいいことをする」
売れなきゃ、後継者ができなきゃ、店が潰れて、それでおしまいになってしまう。
どれだけ真面目に料理を作ってるかじゃない。売れなきゃいけない。
そう考え直したそうです。
昨日の記事にも通じるものがありますね。