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ブランドネクタイに興味を持てない人

ブランド物に興味を持てない問題について思うこと。

このツイート、見ましたか?
話題になってますね。



単純な話としては
・見る人が見れば分かる
・100均のネクタイなんか使い捨てみたいなもん
・いい歳して安物を使ってるなんて
とか言う批判のリプライが多かったんですけど、これって、そう言う問題じゃないよなあ。

まず、
1.社会人なんだから、いいものを身に付けないといけないという言葉
2.1を言った人は100円のネクタイと3000円のネクタイを見分けることができない
3.結論が「だからブランドに興味が持てない」でまとまっている。
の3つの要素に分けて考えたい。

1.社会人なんだから、いいものを身に付けないといけない

これは、完全な個人の自由である。
身だしなみとして関わる人に不快を与えなければok。
その上で「社会人なんだからいいものを身に付けないといけないよ」と言って、ネクタイをプレゼントするとかなら分かる。

適当な価値観で社会人のあり方を定義づけて押し付けることは社会人のやることなのだろうか?と疑問に思う。

そして、良いものとはなんなのか。
値段の話なら、いくらからが良いものになるのか。3000円は良いものなのか。
素材の話ならシルクは良くて、ポリエステルはダメなのか
ブランドの話なら、アルマーニのアウトレットなら良くて、ユニクロの新品はダメなのか。

2に続く

2.1を言った人は100円のネクタイと3000円のネクタイを見分けることができない

結局、このおそらく上司は、100円のネクタイすら、3000円だったと言えば「良いものだ」と褒める審美眼を持っている人だったわけだ。

ここで難しいのは
「100円のネクタイなんか、一発で100円って分かるだろ」という意見があることだ。
正直、ここ最近の100均もクオリティがアップしているので、できのいいものは100円で買えるレベルではない。
だから「3000円だった」という情報を与えられれば「3000円かもな」と思ってしまう可能性は大いにある。

さらに、
「上司はこの投稿者に言うことを聞かせたかった」という可能性がある。
値段とかブランドとかぶっちゃけどうでも良くて、自分が言ったことを守って忠誠心を見せろということ。
そして、「3000円だった」ということで、俺のいうことを聞いたんだな。よしよしという満足感を得た。

3.結論が「だからブランドに興味が持てない」でまとまっている。

この成り行き上、この結論に至るのは仕方ない。よく分かる。
世の中の人は見る目も持ってないくせにブランドとか良いものとか言いたがる。
そういうことだ。

ただ、こういう結論になって、いろんな可能性を潰してしまうのはとても悲しいことだ。

私はブランド品や良いものを見る目というのは、一つの共通言語のようなものだと思っている。
それを持っている人からしたらすぐに分かるし、それは話題のきっかけになり、仲間になることができる。

中国語を覚えていないと中国人と話せないように、英語を覚えていないと英語圏の人と話せないように、ブランド物を持っていないと、そのブランドの話はできないのだ。

値段が高いとか、高級ブランドとか、良い素材とか、そういうのは、それらを普段意識している人からしたらすぐに分かる。
それらを意識している人はどんな人だろうか。
身だしなみや装飾品にお金をかけることができる、余裕のある人だろう。

アニメを見て、アニメの話をするのも良い。
ブランド品を買って、ブランド品の話をするのも良い。

自分がどういう人とコミュニケーションを取りたいかというところである。