【書評】佐藤昌弘の『売れないモノの9割は売れるモノに買えられる』はアフィリエイト初心者が絶対読むべき本だった!
結論から言います。
アフィリエイトが売れずに困っている時に買った本なのですが、大正解でした。
京都大学工学部を卒業したインテリで、華々しいビジネスの経歴を飾り
「日本一高額なコンサルタント」という肩書きを持つ著者。
人の気持ちに寄り添う営業マンが1人でも増えて欲しい
という気持ちで、
仮説と検証を重ねたテクニックの全てを公開した本です。
私の悩みはブログでアフィリエイトが売れないことでしたが、
この本を読んで実行してから売れるようになってきました。
今は約4000円の収益です。
内容を紹介します。
"世の中のビジネスは大きく分けて2種類しかありません。1つ目は「欲求充足型のビジネス」で、2つ目が「悩み解消型のビジネス」です。"p20
よく考えてみれば当然のことなのですが
売りたいと考えている時にいざ文章を書いていると
「このアイテムはいいですよ!」と言いたいがために
メリットをたくさん書き出してしまって、
ターゲットの欲求を満たすためのアイテムなのか、
悩みを解消するためのアイテムなのか
が曖昧になってしまいます。
特にこの後に
人間の基本感情は大きく4種類に分けられる。
「怒り」
「恐怖」
「苦痛」
「愛情」
であり、
¾はネガティブな感情
つまり"悩み"なので
世の中のビジネスの75%は「悩み解消型」である。
ということです。
さらに4つの感情を分解すると
15種類に分化され、
どんな感情が人の関心や行動に影響しているか
を理解することが、
人の心を動かす(モノを売る)ためのスタートライン
だということが、chapter1で語られます。
そのほか、
・売りたい商品のデメリットも言わないと買ってもらえない心理
・五感を強く刺激されると買い物をする心理
・潜在意識にうったえて商品をアピールする方法
など、何度も繰り返してメモをしたい内容が詰まっています。
マーケティングで言えば他に
とか
ありますが、
まず初歩的な
「人のこころを動かしてモノを売るとはどういうことか」を知りたいならこの本が答えてくれる
と思います。
残念な点はkindle版がないことです。
最近は電子書籍で本を買う人も増えているので、モノの本は持ち運びづらくて嫌がる人もいます。
しかし、書き込みながら学びたいに人はいいかと思います。
この方、今はマーケティングトルネードという会社を経営しているのですが、
セミナーは定員20名で参加費は50000円です。
しかもすぐに埋まってしまう大盛況。
さすがに本の内容はセミナーの内容とは少し違うとは思いますが、
50000円の価値があるセミナー講師のテクニックが本で1400円で買える
ならお得だと思いませんか。
「人の心を理解してモノを売るテクニック」を身につけるために、教科書として何度も読みたい本です。
おすすめです。