• 今年こそ習慣にしたい!そんな人におすすめの6冊の習慣本

     

     


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    私はもともと、

    ほとんど習慣ということについて

    考えたこともなかったのですが、

     

    20歳の時に

    「人生は習慣で差ができているのだ」

    と尊敬する先輩に教えてもらい、

     

    それから習慣形成に意識的に取り組み、

    読書、ジョギング、筋トレ、瞑想、日記

    の習慣形成に成功しました。

     

    今では、

    裕福ではないものの、

    生活に困らない程度のお金を

    自分のスモールビジネスで稼ぎ、

    コーチングやブログの収入、

    そして趣味としてバイトをしています。

     

    今の時代、

    人生は100年ある前提で

    生きていかなければ危険であるため、

    収入の柱はいくつもあったほうがいい、

    幅広い経験と専門分野を確立したほうがいい、

    と考えて日々生きています。

     

    会社員である友人たちと話すと

    「不安定な生き方だな」

    「会社のほうが楽でいいよ」

    と言われますが、

     

    会社に頼りきりな人生になってしまうと、

    会社が傾いたとき

    同時に人生まで傾いてしまうことになりますので

    「会社にいれば安全」という

    わけでもないですよね。

     

    そんななか

    「習慣」というのは力強いもので

    言うなれば「動く歩道」に

    乗っているようなかんじです。

     

    ボーっとしていても、

    忙しくしていても1日は1日、

    1か月は1か月です。

     

    無意識で「習慣」をこなすことが

    できるようになると、

    頑張っていないのに

    結果を得ることができるのです。

     

    たとえば筋トレやジョギングによって

    すこしずつ体力と筋力がついていたり

     

    瞑想によって心の安定が得られていたり

     

    読書によって新しい知識を獲得していたり

     

    というのが、

     

    ほぼ「放置ゲー」で手に入れられるのです。

     

    習慣形成のメリットを知ってしまうと

     

    「頑張る」という言葉も

    「習慣にできない人の悪あがき」

    のように見えてきます。

     

    それくらい

    習慣の力というのは大きく

    強いのです。

     

    今回は

    そんな「習慣形成力」を身につけるのに

     

    参考になる本を6冊紹介しますので

     

    ぜひ参考にしてみてください。

     

     

     

    1、習慣が10割

     

     

    網羅系の習慣本です。

    ノウハウだけが知りたいなら

    この本1冊だけでも十分だと言えるくらい

    充実しています。

     

    習慣が10割と言うと

    大げさなタイトルシリーズだな、

    と思うかもしれません。

     

    人は見た目が9割とか、

    伝え方が9割とか、

     

    合計で何割あるねん!

     

    とツッコミを入れたくなってしまうくらい、ビジネス書籍に多いタイトルです。

     

    が、

    習慣が10割

    これには納得です。

     

    どういうことかと言うと

     

    今の自分は

    「過去の自分の習慣でできている」

    からです。

     

    そんなことない、

    自分は

    「不規則」で

    「本能の赴くまま」に

    「自由気まま」な

    生活をしていると思いますか?

     

    それだって一つの習慣なのです。

     

    過去の言葉や行動、思考など、一つ一つの積み重ねが今の自分を作り上げてきたのです。

     

    と筆者は言っています。

    これは、まさにその通りなのです。

     

     

    第一章で「習慣がすべてを決めている」ことを解説。

     

    習慣の力によって人生が

    いい方向にも悪い方向にも大きく動く理由が分かります。

     

    第二章では「習慣の正体」を解き明かしています。

    なぜあなたは習慣が続かないのかが分かります。

     

    第三章では「習慣化のポイント」を紹介。

    具体的な習慣のはじめかたや

    挫折しないためのコツをノウハウとして伝授され

     

    第四章では脳科学的なアプローチ」で

    習慣を強固にする考え方を説明。

     

    じゃあ具体的になにを習慣にすればいいの?

    に第五章で答えていて、

    早起き、日記、ランニングなど

    習慣にすべき行動と

    習慣にする具体的な手順

    を解説しています。

     

    繰り返しますが、

    これ1冊でノウハウとしては十分です。

    おススメです。


    2、ジェームズクリアー式複利で伸びる1つの習慣 ジェームズクリアー

     

     

    もっと習慣に詳しくなりたい!

    習慣を形成するためのマニュアルがほしい!という方にはこちらもおすすめです。

     

    行動科学的な研究によって

    発表された習慣に関するアイディアを

    もとにしながら、

     

    習慣形成の実践マニュアル

    として位置づけられるこの本は

    科学的な説明がほしいと思う

    あなたにぴったりです。

     

    習慣は4つのステップで成り立っている、

    それは

    「きっかけ」

    「欲求」

    「反応」

    「報酬」

     

    この4つのステップをどうデザインするか

    が習慣形成の肝になる、

    と考えると、

     

    まるで自分の体がゲームのキャラクター

    になったかのように

    アクションを選んだり

    行動を修正したりできるようになります。

     

    そしてタイトルである

    複利で伸びる」という

    お得感たっぷりのコピーライティング。

     

    そもそも習慣ってどれくらいメリットあるの?

    と習慣の力をまだまだ納得できない

    あなたに「数字」で説明をしてくれています。

     

     

    毎日1%の改善を積み重ねるだけで、

    1年後には37倍になっている!

     

    わずかな変化、

    ちょっとした変化、

    些細な変化、

    小さな一歩。

    誰も気づかないくらいのミニマムな改善

     

    を毎日繰り返すだけで、

    1年後には大きく変わっているのだ、

    と確信できる本です。

     

    習慣が大事って言うけど、

    そうでもないっしょ

    と半信半疑な人にも

     

    これは警鐘を鳴らします。

     

    なぜなら、

    毎日1%の改善習慣が

    37倍の良い結果につながるのに対して、

     

    毎日1%の改悪も

    37倍の悪い結果につながるからです。

     

    人生のうちで今日が一番若い日。

    早ければ早いほど複利で得をします。

     

    今日からなにかひとつでも

    習慣にするために取り組んでみてください。

     

    この本はきっといいパートナーになります。

     


    3、その科学があなたを変える リチャードワイズマン

     

     

    習慣が大事なのはわかったけど、やっぱりやる気が出ないんだよな、というあなたにお勧めなのはこの本。

     

    もう、一言で言うと

     

    やる気がないからやらないのではなく、やっていないからやる気がない、のです。

     

    衝撃的ですね。どういうことでしょうか。

     

    著者はこれを「アズイフ(のように)の法則」と名付けています。

     

    研究によって「幸せだから笑っているのではなく、笑っているから(幸せそうにふるまっているから)幸せだと感じるのだ」という結果が出ました。

     

    幸福感、やる気、恋愛、説得力、若々しさ。人はいとも簡単に「行動によって」騙される生き物だったのです。

     

    著者は英国のハートフォードシャー大学教授であるリチャードワイズマン。

     

    プロマジシャンとして活動したのちにロンドン大学を卒業し、エディンバラ大学で心理学の博士号を取得しています。超常現象の謎を科学的に解明するという活動をしています。

     

    幸福感を感じる方法

    愛を意図的に作り出す方法

    努力しないで痩せる方法

    人を誰でもナチ化させる方法

     

    などなど、変な情報商材のような煽り文ですが、さすがはマジシャン、「人の行動」と「心理」についての研究が幅広いです。

     

    この本は「自力で応用をきかせやすい」ので習慣形成だけでなく、理解すれば人生のあらゆる場面で小技として活用できます。恋人を作る方法や、依存させる方法まで、、


    4、快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか

     

     

    この本は「習慣形成」ではないのですが、「依存症ビジネス」についての理解が深まる本です。

     

    麻薬、ゲーム、セックス、タバコ、砂糖など。知らず知らずのうちに「習慣」にさせられてしまっているようなものの原理について知ることができます。

     

    依存症のメカニズムはどのようになっているのか。また、人間の快楽への欲求はどのように歴史や社会、文化に影響を与えてきたのでしょうか。

     

    しょせん、人間も「ただの動物の1種類」なので、本能にはあらがえないです。つまり、「本能」をうまく利用すれば、多くの人を意のままに動かすことだって可能になるのです。

     

    たとえば、男性がパチンコや競馬などのギャンブルにはまりやすい理由を説明しています。

     

    人類の祖先では狩猟をするオスのほうが採集をするメスよりもリスクを取ることに適していた可能性があり、そのことが現代の人類で男性のほうがギャンブル依存率が高いことに影響していると考えられる。

     

    これにはなるほど、ですよね。

     

    人間といういち動物への理解を深めることで、自分の運用にも生かすことができます。おススメの一冊です。


    5、良い習慣 悪い習慣 

     

     

    この本は単なる習慣形成のテクニック本や、ノウハウ、あるいは体験談をまとめた本ではなく、習慣に関しての本質本です。

     

    そもそも習慣とは何か。

     

    われわれの生活は習慣とどう関りあっているのか。

     

    悪い習慣から逃れるためにはどうしたらいいのか、もしくは良い習慣をみにつけるにはどうしたらいいのか。

     

    これらについて膨大な書籍と論文を紹介しながら言及していて、まるで「習慣大辞典」のような本です。

     

    この本によると、習慣化したいことは最初は意識的に取り組み、生活の中で当たり前になるまで継続していると、無意識化の習慣になるので、最初の意識的におこなう段階でマインドフルネスを活用するのが有効である、とか。

     

    逆に無意識で行っている悪い習慣も、マインドフルネスによってメタ認知し、意識に上げて付き合うことで改善したり消失させたりできる、とのこと。

     

    意識の力と無意識の力をどちらも利用して、良い習慣を無意識でできるように、悪い習慣を意識的に排除するようにする。

     

    この技術が身に付けば、もう習慣に振り回されることはありません!

     

     

     

    6、やり抜く人の9つの習慣

     

     

    これは「習慣化」に焦点を当てた本ではなく、「目標達成のための習慣」について書かれた本です。

     

    仕事で達成したい目標があるとか

    痩せることを目標にしたとか

    ムキムキになることを目標にした

     

    という人が、その目標を達成するためにどんなプロセスを踏めばいいか、「頑張る」ではなく具体的に「習慣」として取り組めばいいか、が分かる本です。

     

    シンプルに言いたいことだけを書いた本です。1時間くらいでサッと読める上に、大事なことがぎゅっと凝縮されています。

     

    この本の一番有益なテクニックは「if-thenプランニング」

    私は

    朝起きたら→ストレッチをする

    晴れていたら→ジョギングをする

    ジョギングから帰ってきたら→湯船を入れる

    湯船を入れている間に→ケトルベルトレーニングをする

     

    など、「if-thenプランニング」を活用しています。

     

    まとめ