プリズナートレーニングをスタート
自重トレーニングの教科書として「プリズナートレーニング」を購入しました。
刃牙の表紙がこの本の力強さを表していて、アマゾンでは95件の評価があり、4.2の高評価。
現代の流行りのマシントレーニングを否定し、自分の体重だけでのトレーニングで強靭な肉体が作れる理論を丁寧に紹介している一冊。
理論の一部としては
•ジムやステロイドが無い時代にも「筋骨隆々の人はいた」
(古代ギリシャ彫刻や、江戸時代の軽業士)
•そもそも人間の身体の筋肉は、個別で使うことよりも、様々な部位の筋肉と連動して使うように進化してきた
•力の強さは、隆々の筋肉よりもむしろ、神経伝達の効率による事の方が大きい
•自重トレーニングは、「重い物を持ち運ぶ」ことよりも「自分の身体を自在に操る」ことに重点を置いている
•器具を使ったトレーニングは、筋肉への刺激に重点を置きすぎて、関節部分の強化が追いつかず怪我が不可避
など。
筋トレの種類はビッグ6と呼ばれる
プッシュアップ
スクワット
プルアップ
レッグレイズ
ザ ブリッジ
ザ ハンドスタンド プッシュアップ
に分けられ、
さらに各項目が、難易度順で10ステップで紹介されている。
自重トレーニングのステップ1~10までのやり方が載っていると、自分ができるステップから実践しまいがちだが、それはダメだという。
「ステップ1のウォール・プッシュアップ~ステップ4のハーフプッシュアップは出来る」
「フル・プッシュアップから始めよう!」
という具合にステップを飛ばしてやっている人が大半だと思います。
でも「それは愚かなやり方だ」と後半で述べられている。
・かなり筋肉があろうと必ずステップ1から始める。
・ステップ1毎に1ヶ月間ほど我慢する。
という趣旨の内容が載っている。
なぜかというと
「筋肉を限界まで追い込む筋トレには関節の負荷・モチベーションの低下
につながる。数ヶ月しか筋肥大を望めない。
しかしステップ1からすることで体が適応し、最初は筋肥大につながらないが
長期的に筋肥大に望める」
ということ。
これからこれを教科書に筋トレをしようと思う。