掃除に始まり掃除に終わる。ペヤングゴキブリ混入事件も掃除の不足が招いた。
私が、ある飲食物の製造工場で働いていた時に、掃除と整理整頓ができないと食品を作る資格はないと教えられました。
世の中の飲食店や、工場はけっこうこの掃除と整理整頓をおろそかにするところが多いわけですが、よくないです。
第一に掃除
まず朝一番に掃除をします。
今日1日の作業工程を頭の中でイメージしながら、機械や設備、床にホコリが落ちてないか、製品の部品が落ちていないか、異物混入しないかどうか、壊れていないかどうか、掃除の時にチェックしつつ綺麗な状態にしていきます。
これを怠ると、夜のうちに壊れてしまった機械や、異変があった時に対処できます。
ネジが緩んでいないかとか、錆びついてきていないかとか、毎日点検することでちょっとした変化にも気づくようになるのです。
道具は使い終わったら元の場所に戻す
道具は使い終わったら元の場所に戻す。
当たり前のことでしかないですが、けっこうできていない従業員が多いです。
飲食店の店舗でも、ホテルでも工場でも、使った道具は定位置を決めて置いておかないと、一つの道具を従業員全員が共有して使うので、使いたい時に使うことができなくなってしまいます。
逆に、定位置を決めておくと、なにか必要な時に体で場所を覚えているので緊急時の対応が早くなります。
また、色々なところに散らばらないので、邪魔になりません。
最後に掃除
掃除で始まり、掃除で終わる。
製造過程でクズや破片が出たりすることは当然あります。
1日くらいいいかと思って放置をしているとどんどん溜まって、異物混入につながります。
ペヤングでゴキブリが混入した事件もありましたが
まるか食品、ペヤングゴキブリ混入事件まとめ - NAVER まとめ
食品に関して言えば、こういう虫やネズミの混入とどう戦うかというのは重要な問題ですね。
衛生的な環境を保つためには徹底して掃除をすることです。
日本が潔癖すぎるだけだとか言う人がいますが、ならばあなたが日本から出て行って中国でもインドでもどこでも暮らしていけばいいのだと思うことが多々あります。
飲食店や工場を経営している方は、掃除についてもう一度振り返ってみてください。