• 先にお金を稼ぐべきか、先にモテるようになるべきか

    男にとって、先に金を稼ぐべきなのか、先にモテるようになるべきなのか、という命題があります。

    これは、生まれもったイケメンであるとか、生まれもった金持ちであればまた話が変わってきますが、どちらもないところからのスタートである場合、「先にモテるようになるべき」だと思います。

     

    それは以下の理由からです。

     

    1、お金がなくてもモテるようになったときのメリットが大きい

    2、モテるためにはコミュ力が必要であり、コミュ力はお金を稼ぐためにも応用が利く

    3、先にお金があってモテるようになったときお金がモテているのか自分がモテているのか分からない

     

    1、お金がなくてもモテるようになったときのメリットが大きい

    1について。お金がなくてもモテる状態のとき、それは「魅力が高い」であるとか、「コミュ力が高い」であるとか、お金ではない何らかの相手に対する価値があるわけです。

    斎藤一人氏は『モテモテ道』で魅力とは何ですか?の問いに「この人と付き合うとお得だ」と思わせられることだと答えています。

    また、色気とは何ですか?の問いにも「この人と付き合うと自分がプラスになると感じる本能」と答えています。

     

    シンプルで分かりやすい回答ですね。

     

    人間も動物なので「子孫を残す」という遺伝子によって習性が決まってきています。ですから自分の遺伝子に優秀な遺伝子を混ぜたい、というのは自然な動物の本能なのです。

     

    そういうかたちで、お金がない状態でモテるようになると、大きなメリットがあります。

     

    モテることに無駄なお金を使わなくなる

    お金でモテる必要がなくなる

    です。

     

    前者のほうは、モテるためにアクセサリーを買って飾るとか、プレゼントを贈るとか、キャバクラに行くとかです。

    出会いにお金をかける、気を惹くためにお金をかける、デートを続けるためにお金をかける。お金がなくてモテるようになれば、これらの行動がすべて必要なくなります。必要がないだけなのでやるかやらないかは自分で選ぶこともできます。

     

    後者のほうは、「お金を稼ぐ能力」に惹かれて女性が行為を向けてくるパターンを、使うか使わないかを選ぶことができます。

    基本的には男性よりも女性のほうが給与が少なく、女性はコスメやアクセサリーやファッションにお金を使う必要もあるため、男性の「お金を稼ぐ能力」に魅力を感じるパターンはやはり多いです。

     

    多いというだけで、そうではない女性もいます。お金でモテると、お金の魅力に頼らざるを得ないため、一生稼ぎ続けなければいけないですし、稼げなくなったときに捨てられることもあるでしょう。

     

    お金がない状態でモテることができると、女性はお金目当てではないので、無理をしてお金を貢ぐ必要もありません。人間的な魅力に好意を抱いてくれた人と時間を過ごすことができます。

     

    2、モテるためにはコミュ力が必要であり、コミュ力はお金を稼ぐためにも応用が利く

    コミュ力というのは幅のある表現ですが、楽しませる会話ができるとか、要求を通すことができるとか、相手の期待を計れるとか、自分の魅力を適切に伝えられるとかそういうことです。

    これらというのは、ビジネスにおいて最も重要な「営業活動」の能力でもあるので、自然と「商品を売る」ことができるようになっているでしょう。

     

    モテるというのは「相手からの期待に応える能力が高い」ということでもあるので、その能力は意識して磨いてきたなら応用が利きます。無意識でやってきたならまた努力が必要ですが。

     

    3、先にお金があってモテるようになったときお金がモテているのか自分がモテているのか分からない

    お金がない女性にとって、お金はそれ自体が魅力があるので、お金はモテる力があるんですね。

     

    「お金を稼ぐ能力」も男性の能力の一部であり、人格の一部なので、本人の魅力であるのは間違いないんですが、お金を稼ぐ能力とお金そのもの、どちらがモテているのかわかりにくいという問題があります。

     

    つまり、お金を使ってモテるようになってしまうと、人間的魅力でモテているのか、お金でモテているのかが判別しにくいという状態になりやすいです。

     

    まとめ

    というわけで、お金もモテもどちらも持っていない場合、先にモテを得ましょう、というお話でした。